昔話・民話・おとぎ話・神話
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]310 吉川が窓から顔を出し…………
吉川が窓から顔を出した。血の池から這いあがろうとする亡者の絵をながめながら、信夫はふと、父に見せてもらったキリストの…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]308 二人はうなずき合った…………
二人はうなずき合った。信夫はもう一度、地獄の絵を開いてみた。その時雷の音が遠くで鳴った。〈作品本文の凡例〉https://www…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]297 「そしたらね。極楽に…………
「そしたらね。極楽に行く人は悪いことを一度もしたことがないことになるね」〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]292 信夫は、さっきの釜ゆ…………
信夫は、さっきの釜ゆでの絵をそっとめくってみた。〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]288 次を開くと、仏のまわ…………
次を開くと、仏のまわりにおだやかな顔の男たちが集まって話を聞いている絵であった。〈作品本文の凡例〉https://www.miura-t…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]287 「極楽はいいね」…………
「極楽はいいね」〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]285 「極楽の絵だよ」…………
「極楽の絵だよ」〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]284 象や兎や獅子が、子供…………
象や兎や獅子が、子供たちを背に乗せたり、子供たちと角力をとったりしている絵であった。動物たちも子供たちも笑っていた。…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]267 信夫は次を開いた。ま…………
信夫は次を開いた。まっ赤な池に人が沈みそうになって助けを求めている。そして岸から這いあがろうとする人を鬼たちが金棒で…
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『塩狩峠』[ かくれんぼ ]262 そこには、やせた死人…………
そこには、やせた死人たちが、青鬼や赤鬼に追われて針の山に逃げて行く絵があったからである。〈作品本文の凡例〉https://www…
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『果て遠き丘』[ 影法師 ](一)11 「鏡や、鏡や、世界の……
「鏡や、鏡や、世界のうちでいちばん美しいのは誰?」〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
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『果て遠き丘』[ 影法師 ](一)10 咎める声だ。化粧を落……
咎める声だ。化粧を落とした顔を扶代や章子には見せたくないのだ。香也子は、幼い時に聞いた白雪姫の話の中で、もっとも心を…
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『塩狩峠』[ 母 ]4 と思わず縁側の方をふ……
と思わず縁側の方をふり向いてから、涙をこぼすこともあった。おとぎ話をたくさん知っていて、毎晚きかせてもらったことや、…
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『塩狩峠』[ 菊人形 ]129 「うん、とてもきれい……
「うん、とてもきれい。犬や、さるや、きじだって菊の着物を着ているの。ぼく菊人形って、顔も菊かと思ったら、ちがってたよ…
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『塩狩峠』[ 菊人形 ]127 「あのね、おばあさま……
「あのね、おばあさま。金太郎も桃太郎もあったよ」〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
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『塩狩峠』[ 菊人形 ]102 信夫は生まれてはじめ……
信夫は生まれてはじめて見た菊人形を心から美しいと思った。一番楽しかったのは、まさかりをかついで熊にのった金太郎や、鬼…
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