三浦綾子文学 語句索引(製作中)
勤め先の日本銀行と、自宅の本郷弓町との間に、菊の家を定め、菊の実家の内諾を得て、菊は永野の家を去って行った。母にさからって菊を家においたとしても、永野家はもはや、菊にとって安住の地ではあり得ないと貞行は思った。
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