母の保子の家を出た香也子は、ひとりくすくすと笑った。章子の手作りのパウンドケーキを、自分の手作りのようにいって祖母のツネに渡すと、ツネは目尻に涙をためて喜んだのだ。
〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463
母の保子の家を出た香也子は、ひとりくすくすと笑った。章子の手作りのパウンドケーキを、自分の手作りのようにいって祖母のツネに渡すと、ツネは目尻に涙をためて喜んだのだ。
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