三浦綾子文学 語句索引(製作中)
丘の夜は静かだ。遠くの国道を行く車の音が、時折風に乗って聞こえてくるだけだ。容一はいつしか眠りについていた。が、扶代はまだ、じっと闇の中に目をあけていた。
〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463